最終更新日 2023年7月5日
Miimsがプロデュースする結婚式の新たな1ページが2018年4月21日(土)長崎県壱岐市にて行われました。
今回は結婚式当日の自宅でのお支度から聖母宮(しょうもぐう)で行われた神前式までをお送りします。
結婚式のお支度
まずは新郎宅にて、新郎新婦、ご家族のお支度から始まります。
Miimsが得意とする「和」。花嫁様は白無垢に身を包み、かつら、かんざしを着け、独身最後の日を今日迎えます。
Miims並びにMiimsの代表を務める私、山川朋美が着付けを担当しました。
新郎、新婦、そしてご家族のお支度を終え、神前式を行う聖母宮(しょうもぐう)へ向かう前に、新郎宅の前にて撮影。新郎様は紋付袴を新婦様は白無垢に綿帽子を。
綿帽子にはドレスのベールと同じく 「挙式が済まれるまで、ご新郎様以外の方にはお顔を見せない」という意味があり、白無垢だけに合わせることが出来ます。
頭がすっぽり隠れる為、神秘的で清楚なイメージに、 高さが強調されるので、ご新郎様との身長差があってもバランスが取れます。奥ゆかしく、初々しい白無垢姿に。
そして、お父様とも撮影を行いました。
少し照れくさそうな仕草と、大切な娘がいよいよ結婚する複雑な気持ち・・・
撮影を終えると、ビューホテル壱岐様がご用意してくれたバスに乗って移動します。
バスを降り、新郎様のご兄弟を先頭に聖母宮(しょうもぐう)へ向かう風景。
聖母宮(しょうもぐう)
神宮皇后を祭った聖母宮(しょうもぐう)は、勝本の総鎮守でもあります。
創建時期は奈良時代初期といわれており、勝本の地名も「風本(かざもと)」から神功皇后が名付けたと伝えられています。
壱岐で神前式を挙げる事が出来るのはここ「聖母宮」と「住吉神社」です。
せっかくなので、聖母宮の風景も合せてご覧ください。
新婦様も入り、いよいよ神前式が始まります。
神前式の一般的な流れは以前書いた記事を後程ご覧ください。
関連記事:神前式とは?式の流れとその魅力
壱岐神前式 聖母宮
壱岐と神社、そして神前式。
自然と伝統の融合はとても良い雰囲気ですね。壱岐ではここ聖母宮もしくは住吉神社にて神前式を行い、その後披露を行う流れが多いです。
Miimsがある福岡でも、神前式、披露宴の流れはここ近年増加傾向にあります。
※今回、公開範囲は新郎新婦のみとなっておりますので、ご家族が映っている画像は極力控えさせて頂いております。
修祓の儀(しゅばつのぎ)
修祓の儀(しゅばつのぎ)では挙式の前に、新郎新婦と参列者は心身を清めるためにお祓いを受けます。
斎主が祓詞(はらいことば)を述べ、身の穢れ(けがれ)をはらい清めてくれます。
修祓の儀(しゅばつのぎ)、祝詞奏上(のりとそうじょう)と続きその後は三献の儀(さんこんのぎ)へ移ります。
三献の儀(さんこんのぎ)
三献の儀(さんこんのぎ)では新郎新婦が神酒で三三九度の盃を飲み交わします。
小中大の杯の順で注がれたお神酒をそれぞれ3×3=9回にわけて飲みます。
誓詞奏上(せいしそうじょう)
新郎新婦が神前に進み、新郎が誓いの言葉を読み上げます。
新婦も自分の名前を読み加えます。神前式で最も新郎が輝き注目される儀式です。
「新郎に活躍してもらいたい」「新郎の頼もしい姿を見たい!」と思う方がこうして神前式を選ばれます。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串(榊)を神前に捧げて、最後に二礼二拍手一礼をします(ただし神社によってこの所作は異なるので確認しましょう)。
神事で行う「玉串奉奠」は、仏式の焼香にあたるものといってよいでしょう。
玉串とは榊の小枝に紙垂(しで)をつけたものです。 玉串奉奠とは、玉串に自分の心をのせ、神にささげるという意味がこめられています。
指輪の交換
新郎から新婦の指へ、新婦から新郎の指へ指輪を交わします。
指輪交換の後は親族の杯の儀へ移ります。
親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)
両家の結びつきを祝って、新郎新婦と参列者が全員でお神酒を3口で飲みます。
お神酒を飲み干すことで家族の契りを交わす、親族かための儀ともいわれています。
その後、斎主挨拶(斎主と一同が神前に拝礼し、祝いのあいさつ)、退下となります。
無事神前式を終えた後、親族撮影を行い、親族の方々は披露宴会場へ。お二人はというと・・・
和装で前撮り・・・・の続き
親族様を先に披露宴会場へご案内している間に、お二人は前撮りの続きをしました。
すでにお二人は前撮りを終わらせているのですが、和装では行っていなかったので、その続きを。披露宴にて白無垢を着る事ができませんので、この瞬間が唯一のチャンスです。
神前式を終えて緊張もほぐれた様で、お二人の笑顔が。
前撮り(の続き)もスムーズに終え、これからお二人とスタッフは披露宴会場である壱岐文化ホールへ向かいます。
・・・つづく・・・
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