和装の結婚式 神前式とは?式の一連の流れとその魅力

最終更新日 2024年4月23日

教会式、チャペル式、神社式、神前式、人前式など現在では様々な結婚式のスタイルがあります。

少し前までは「洋装」で行う教会式やチャペル式に人気が集中していましたが、現在では和装で行う神社式や神前式での結婚式、前撮りでは和装で、結婚式は洋装でと、和洋の双方を取り入れたいカップルも増加傾向にあります。

今回は、和装で行う結婚式の1つ「神前式」について解説していきます。

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神前式とは

神前式とは②

神前式(しんぜんしき)は、日本の伝統的な結婚式の形式の一つです。

この式では、神社や神前において、神々への感謝や祝福を求めながら、新郎新婦が結婚を誓い合います。

神前式は神道の影響を受けており、神社において神の前で結ばれることからその名が付けられました。

神前式と神社式の違い

神前式と似た意味合いを持つ神社式がありますが、これらの違いは、式を行う場所です。

神前式は、必ずしも神社で式を行うとは限らず、ホテルや結婚式場に併設されている神殿で行う場合も含まれます。

一方、神社式は、その名の通り、神社で行う式を指しています。

神前式と人前式の違い

Miimsでもよくあるお問い合わせの一つ「神前式」と「人前式」の違い。

神前式とは先述したように神社やホテル、結婚式場に併設された神殿で行う日本の歴史ある伝統的な挙式スタイルを指します。

一方、人前式とはゲストから承認を得る挙式スタイルを指します。

宗教などの縛りがなく自由なスタイルで、ゲストに向けて結婚の誓いを立てます。

宗教や格式の縛りがない分、様々なスタイルの結婚式を演出する事が可能です。

神前式の魅力

神前式には日本の伝統や和装を楽しめるだけでなく、「誓詞奏上(せいしそうじょう)」と呼ばれる儀式が行われます。

この儀式では新郎が神前にて結婚の誓いを神様に述べるので、「新郎に活躍してもらいたい」と思う方や、「新郎の頼もしい姿を見たい!」というお二人にもオススメです。

また、神前式は「日本の伝統的な挙式を行える事」を筆頭に、両親や近しい親族、親しい友人等に囲まれ、比較的少人数で執り行われると同時に、両親は新郎新婦のすぐ後ろで二人を見守ってくれるため、厳粛な雰囲気の中にもアットホームな雰囲気が感じられることも魅力です。

神前式の流れ

神前式とは①

では神前式の一連の流れとはどの様なものなのでしょうか?

地域や神社によって若干異なる場合もありますが、日本の伝統とされる神前式の一連の流れは以下となります。

①参進の儀

参進の儀とは、巫女さんに先導されて新郎新婦がとその参列者が一列になって神殿へと向かう所謂「花嫁行列」を指します。

この時の雅楽奏者による三管(笙と篳篥と龍笛)の演奏の厳かな雰囲気も神前式ならではの魅力ですね。

②入場

参列者は新郎新婦と血縁関係の強い順に入場。座る位置は、神前に向かって右が新郎側の親族、左が新婦側の親族とい決まりがあり、その後新郎新婦が巫女に先導されて入場します。

③修祓の儀(しゅばつのぎ)

挙式の前に、新郎新婦と参列者は心身を清めるためにお祓いを受けます。
斎主が祓詞(はらいことば)を述べ、身の穢れ(けがれ)をはらい清めてくれます。

④祝詞奏上(のりとそうじょう)

斎主がふたりの結婚を神様に報告する祝詞(神道において神徳を称え、崇敬の意を表する内容を神に奏上し、もって加護や利益を得んとする言葉)を読み上げます。

⑤三献の儀(さんこんのぎ)

新郎新婦が神酒で三三九度の盃を飲み交わします。小中大の杯の順で注がれたお神酒をそれぞれ3×3=9回にわけて飲みます。

⑥神楽奉納(かぐらほうのう)

巫女が神楽に合わせて舞を奉納します。

祈願主(御祈祷をお申し込みの方)に替わり神職が神様に.御神楽(舞)を奉納するより丁寧な御祈祷もあります。

この神楽は四方を弓矢で射ることにより災いを退けるお祓いの意味のある神楽舞です。

⑦誓詞奏上(せいしそうじょう)

新郎新婦が神前に進み、新郎が誓いの言葉を読み上げます。新婦も自分の名前を読み加えます。

また、神社によっては、新郎新婦2人で誓詞を読む場合もあります。

⑧玉串奉奠(たまぐしほうてん)

玉串(榊)を神前に捧げて、最後に二礼二拍手一礼をします(ただし神社によってこの所作は異なるので確認しましょう)。

神事で行う「玉串奉奠」は、仏式の焼香にあたるものといってよいでしょう。

玉串とは榊の小枝に紙垂(しで)をつけたものです。 玉串奉奠とは、玉串に自分の心をのせ、神にささげるという意味がこめられています。

⑨指輪の交換

新郎から新婦の指へ、新婦から新郎の指へ指輪を交わします。

⑩親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)

両家の結びつきを祝って、新郎新婦と参列者が全員でお神酒を3口で飲みます。

お神酒を飲み干すことで家族の契りを交わす、親族かための儀ともいわれています。

⑪斎主挨拶

斎主と一同が神前に拝礼し、祝いのあいさつをします。

⑫退場

神前に一同で拝礼して、退出します。退下(たいげ)ともいいます。

以上が神前式の一連の流れです。

いくらかかる?神前式の費用

和装による結婚式を考えている方にとって気になる神前式の費用。

神前式の費用は地域や会場によって様々ですが、参考までに首都圏での神前式の費用をまとめてみました。

神前式にかかった費用と割合(首都圏)

10万円未満 5.5%
10万円~20万円未満 34.5%
20万円~30万円未満 25.5%
30万円~40万円未満 25.5%
40万円以上 9.0%

神前式では新郎新婦は何を着る?

めったに着る機会がないため、和装で結婚式を挙げたいと考えるカップルも年々増えています。

神前式では、基本的に和装で統一することが望ましいとされています。

最も多い新婦の服装は白無垢、ついで色打掛、黒引き振袖です。

白無垢は室町時代から最も格式の高い衣裳として着られており、現在でも多くの新婦が着るケースが多く見られます。

一方、新郎は紋付き羽織袴一択です。

新婦が色打掛の場合は、色紋付きを着て合わせることもあります。

挙式を和装、披露宴では洋装などの組み合わせも多い

現在では、挙式では和装で神前式、披露宴は洋装で行うといったカップルも多くいらっしゃいます。

それぞれの雰囲気を楽しめるため、めったに着ることがないためという理由が多いようです。

神前式にご興味がある方、またこれからどのようにしていくかまだ定まっていない方もご気軽にお問合せください。

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