最終更新日 2023年7月5日
結婚式当日は挙式の後に披露宴、2次会、3次会・・・と新郎新婦にとっては大切な一日と共に、めまぐるしいスケジュールを余儀なくされます。
結婚式当日はゆっくりと写真を撮れる時間があまりなかったり、ゲストとの写真撮影ではカメラ目線やふたりの表情がまちまちだったりする場合もあったり・・・。
そこで、事前にお二人の結婚記念撮影として衣装や表情をしっかり整えて撮影できるのが前撮りの魅力です。
お二人の思い出の場所や地元、美しいロケーションで撮影したり、スタジオでポージングをとりながら結婚の記念にふさわしい写真を残すことが出来るだけでなく、結婚式会場でのヘアメイクリハーサルや衣装合わせを兼ねて前撮りを行うこともできるので、当日の予行練習としてもオススメです。
熊本・阿蘇で前撮り
今回は熊本の阿蘇にて、結婚式の前撮りに同行。
そもそもは「祖父母の自宅もあり阿蘇に思い出もあるから、せっかくなら阿蘇で前撮りをしたい」
というお二人の要望から始まりました。
最初は洋装(ウェディングドレス・タキシード)での前撮りをご検討していらっしゃったのですが、ご両親にもご相談され、和装(紋付袴・白無垢・色打掛)も追加頂きました。ありがとうございます。
打ち合わせや衣装選びを終え、後日いよいよ前撮りの当日。
スタッフ3名で阿蘇へ出発し(7:00)、到着後に準備し、10:00からお支度をスタートという流れとなります。
おもてなし
今回和装のお支度(着付け)をご自宅でする為、スタッフでお邪魔していたのですが、おばあちゃんのおもてなしがすごいすごい!おばあちゃん手作りのおいしいお漬物まで頂きながら、お母様の結婚式の時の話や当時のアルバムを見せて頂いたり、更にはおばあちゃんの結婚式の話や写真を見せて頂くなど、終始和やかな雰囲気でした。
この様にご自宅を絡めた撮影は、ご家族とのコミュニケーションにもなりますので、可能であればお支度をご自宅で行ったり、ご家族の方に前撮りに同行してもらうのも大切な思い出の1つとしてよいのではないでしょうか。
このようなケースは、実際にお二人の洋装、和装の姿を直接見る事が出来るのでご家族の方にも好評です。
お支度をし始める頃、撮影スケジュールが忙しい人気カメラマンも到着。まずは自宅、自宅周辺、お寺にて和装による前撮りの撮影を行いました。
和装での撮影を終え、洋装のお支度をする為一旦ご自宅へ戻ると・・・
今度は地元のお盆の時を思い出させてくれるような「豪華なお食事が!!!」またしても大変恐縮ながらおもてなしして頂きました。おばあちゃんのお汁物がおいしかったなぁぁ・・
大観峰で前撮り
一瞬の本来の目的を忘れてしまいそうなおもてなしを受け、今度は洋装のお支度をし、次の前撮りロケ地である「大観峰」へ。
大観峰とは
熊本県阿蘇市にある山で標高は935.9mです。
阿蘇北外輪山の最高峰であり、阿蘇カルデラやそのカルデラ壁、そして中央火口丘である阿蘇五岳をはじめ、九重連山も一望することができます。
このブログの冒頭の画像でもご紹介した外輪山の頂上から阿蘇の谷底の町に向かって、尾根の断崖に沿って切り拓かれたわずかなスペースは通称「ラピュタ道」「天空の道」と呼ばれる観光、撮影の人気スポットです。
今回の撮影時もこの動画の様に、パラグライダーを楽しむ人が多くいました。
みんなパラグライダーに気を取られながらも今度はウェディングドレスとタキシードで前撮りの撮影を開始。
※今回Miimsはコーディネート担当ですので、プロカメラマンのデータはありませんのでご了承下さい。
この「大観峰」の他、和装の前撮りでは「建軍神社」「加藤神社」「八千代座」「藤崎八幡宮」、洋装では「立田山自然公園」「運動公園」「三角西港」に「リップルランド」など様々な撮影スポットがあります。
Miimsでは、九州・山口エリアを中心に思い出の場所や出身地などの美しいロケーションを活かした前撮りのロケ撮影も行ってます。