舞鶴公園(福岡)で桜を利用した前撮り
来年1月にご結婚されるお二人。3月末という事もあり、ここ福岡市内は桜が満開。今回はこの桜を利用しての和装の雰囲気がさらに増す前撮りを行います。
まずはカメラマンによるロケハンを行い、より雰囲気で撮影ができるスポットを前もって探しておきます。(※今回の画像は撮影の状況を取ったものであり、プロカメラマンによる撮影データが後日アップします。)
色打掛と紋付袴(白)
今回着用した色打掛は相良刺繍のものを選びました。
相良刺繍(さがらししゅう)の特徴と魅力
金銀糸ではなく光沢のない色糸が用いられ、立体感と落ち着いた美しさが魅力の逸品
相良刺繍とは、生地の裏から糸を抜き出して結び玉を作り、これを連ねて模様を描き出していく技法です。別名を「玉縫い」とも呼ばれ、制作に大変な手間と時間を要しますが、糸が浮き上がる他の刺繍と違って糸がひっかかりにくく、どの刺繍より丈夫なのが特徴です。
また、神前式では黒の紋付袴を着用する事が多いですが、この様に前撮りで白の紋付袴の着用するのも良いのではないでしょうか。お二人の衣装のバランスと桜がマッチしてとても良い前撮りが出来ました。
白無垢と紋付袴を着て松風園で前撮り
続いて舞鶴公園で桜を利用した前撮りを終えた後、福岡市中央区平尾にある松風園移動して前撮りを行います。今度は御所車柄の白無垢に、かつら、綿帽子に変えて撮影を開始。
松風園の建物の雰囲気と敷地内に広がる緑豊かな雰囲気を組み合わせ、和装の魅力を最大限に活かせる前撮り撮影のロケスポット。
先程紹介した舞鶴公園で桜と色打掛の撮影時とはまた異なり、緑と白無垢も良いものですね。
前撮り撮影にあたり、娘様のせっかくの和装の姿を出来る限りお近くで見て頂きたかったので弊社の提案により今回お母様達にも同行していただきました。御同行頂いたご家族の皆様とも写真を撮り、思い出をカタチにしていきます。
前撮りの魅力としてどうしても慌ただしく過ぎてしまう結婚式とは別の日に撮影をする事で、スタジオやロケ地にて衣装や表情をしっかり整えて撮影出来きます。
また、当日には着用しない衣装での撮影で思い出を増やしたり、同行するご家族ともゆっくりコミュニケーションもとる事が出来るのもまた良い思い出作りの一つとなりますね。
前撮りをする際お支度は松風園の茶室をお借りして行っています。昔ながらの自宅にて嫁に行く娘を母親が様々な思いを胸にお支度する様な雰囲気を茶室にて再現出来るのもポイントです。
今回の松風園での前撮りでは、披露宴の際に流す「オープニングムービー」の撮影も合せて行いました。
オープンムービーは、お二人の事をご紹介する手段としてご参加するゲスト様にも伝わりやすく、後にカタチとしても残す事が出来るので魅力ですね。
今回の前撮りで伺った松風園とは?
福岡市中央区平尾にある松風園(しょうふうえん)は平成19年度に福岡市平尾に開園したお茶室のある新しい公園。平尾校区のほぼ中心に位置し、浄水通りや平尾山荘通りから近く、静かな住宅地という環境で、平尾に残る貴重な緑地を保全し、優れた茶室「松風庵」を再整備し、一般に利用できるようにしたものです。
松風園の利用料金
松風園の入園料として大人(100円)小人(50円)です。茶室の利用料金としては場所や時間帯によって若干異なります。
茶室利用料 | 午前 | 午後 |
和室 椿の間(8畳) | 2400円 | 3000円 |
和室 楓の間(8畳) | 2400円 | 3000円 |
松風庵(広間) | 3000円 | 3600円 |
松風庵(小間) | 2700円 | 3200円 |
松風園の駐車場
普通車9台スペースがあり、300円(一日)
松風園の行き方
舞鶴公園・松風園前撮りのお客様の声
今回、舞鶴公園で桜を使った前撮り、松風園で緑や茶室、庭園の魅力をふんだんに利用した前撮りを行ったH様にご感想を頂きました。
メプゥッスでは、春の桜や秋の紅葉などの自然の魅力を利用した前撮りのロケ撮影や、今回の松風園や友泉亭、貴賓館のような施設での前撮りも承っています。
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