最終更新日 2024年4月25日
長崎県壱岐市。長崎県の離島ながら、福岡は博多港から高速船で約1時間という場所に位置した自然豊かな島です。
漁業をはじめ、農業、畜産業が盛んで、様々な特産物があります。
中でも、海産物ではマグロ、ブリ、ウニ、サザエ、壱岐剣(高級剣先イカ)、農産物では壱岐牛、アスパラガス、いちご、メロン、米、葉たばこなどがあります。壱岐牛は全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を受賞しており、大自然が育んだ幻のブランド牛として知られています。
また、壱岐市は麦焼酎発祥の地として知られており、麦焼酎も名産です。
その他、九州の中でも美しい海水浴場が多い島として有名ですが、最近はパワースポットの島としても認知されています。
壱岐市
郷ノ浦町、芦辺町、勝本町、石田町と4町から成り立っています。
壱岐市の人口は1955年の51,765 人をピークに、少子高齢化と共に人口は減少しています。
壱岐市の人口(2024年3月末現在)
総数 | 男性 | 女性 | 世帯数 | |
壱岐市全体 | 23,995人 | 11,521人 | 12,474人 | 11,336世帯 |
郷ノ浦町 | 8,871人 | 4,230人 | 4,681人 | 4,282世帯 |
芦辺町 | 6,660人 | 3,193人 | 3,467人 | 3,109世帯 |
勝本町 | 4,666人 | 2,248人 | 2,418人 | 2,277世帯 |
石田町 | 3,798人 | 1,850人 | 1,948人 | 1,668世帯 |
年々人口が減少しているようですが、この小さな島「壱岐」の面積に対して、とてつもなく神社の数が多く、神社庁に登録されている数だけでも150は超えるそうです。
壱岐=綺麗な海+神道発祥の地と言われる説もあるようです。
壱岐市のおすすめ神社
150ある中でもおすすめの神社をいくつか紹介しましょう。
月讀神社
壱岐で最も有名な神社と言えばこの月讀(つきよみ)神社でしょう。
県道に面した鳥居から、桧林の中を急な石段の参道が続いており、鬱蒼として昼なお暗く神秘的な佇まいを見せる神社です。
壱岐で最も力の強い神社であるという説もあります。
>>月讀神社HP
住吉神社
初詣のスポットしても賑わうここ、住吉(すみよし)神社。
境内には一つ根から二つの幹が伸びるクスノキが立ち、通称「夫婦クスノキ」と呼ばれ親しまれています。
楠の木は古い葉が落ちても、次々と新しい葉が現われる「常緑樹」です。そのことから子孫繁栄の象徴として考えられました。
ちなみにこのクスノキを男性は左回り、女性は右回りに一周すると、長寿や縁結びの願いが叶うといわれています。
女嶽神社
御祭神は天岩戸の神話で洞窟に隠れてしまった天照大神(アマテラスオオミカミ)を大胆な舞で誘い出した女神・天鈿女命(アメノウズメノミコト)。
天鈿女命はのちに男嶽神社の御祭神である猿田彦命と結婚し夫婦神になることから、男嶽神社と併せて参拝すれば縁結びのご利益があるとも言われています。
社殿から少し離れた場所には御神体の「巣食石(スクイイシ)」があり、男嶽神社の御神体と同様、コンパスの針を狂わすパワースポットとして注目を集めています。
男嶽神社
男嶽神社は、明治時代までは山全体が御神体とされ、一般の入山が許されていなかったほど神聖な場所だったと言われています。
壱岐で最初の神様「天比登都柱(アメノヒトツバシラ)」や「月読命(ツクヨミノミコト)」の降臨の地とされており、御祭神には猿田彦命が祀られています。
導きの神として知られており、様々な良縁をもたらすと言われています。
ちなみに男嶽神社は願い事が成就した際に奉納された約300体もの石猿が祀られています。
壱岐で神前式ができる神社は二か所
神前式は、必ずしも神社で行うのではなく、結婚式場に併設している神殿でも行うことができます。
しかし、壱岐には神殿を併設している結婚式場がないため、神前式を行う場所は必然的に神社となります。
聖母宮
聖母宮(しょうもぐう)は壱岐の北西部にある勝本町一帯を守護し、神功皇后(じんぐうこうごう)を祀る創建1300年以上の歴史深い神社です。
創建時期は奈良時代初期といわれており、勝本の地名も「風本(かざもと)」から神功皇后が名付けたと伝えられています。
壱岐に神社はたくさんあるものの、神前式ができる神社は2か所と非常に限られています。
壱岐は結婚式を挙げる方の多くはご家族、親族といった小規模で神前式を行い、披露宴でたくさんのゲストを呼んで盛大に祝ってもらうという流れが多いようです。
結婚式の前撮りに関してはこの2社だけでなく、その他の神社でも撮影が可能です。
壱岐で結婚式やフォトウェディングに関するご相談はご気軽にどうぞ。