最終更新日 2024年4月25日
結婚が決まったら、いよいよ挙式や披露宴などの式場選び。
挙式スタイルはもちろんのこと、ロケーションや、予算に応じたコストパフォーマンスなど、様々なポイントがあります。
今回は先輩花嫁に聞く、結婚式場の決め方や決め手のポイントについて解説していきます。
これから結婚式場や披露宴の場所などを決めいく際の参考にしてください。
結婚式場の決め手のポイント
まず、結婚式場を決めるにあたり「お二人がどんな結婚式をしたいか」を明確にしておくことが重要です。
どんな結婚式をしたいかをある程度のイメージを持っておかないと、式場の下見を何回も見にいって結局何が何だかわからなくなり、「いつまでたってもピンとこない状態」に陥ってしまいます。
では、すでにご結婚された先輩花嫁はどのようなポイントを重視して式場を決めたのでしょうか。アンケートを元にこれからの参考にしていきましょう。
全国平均の結婚式アンケートでは、式場選びの際に重視するポイントとして以下の様なデータが出ています。
1位・・・会場の雰囲気や規模
2位・・・交通の便や景色などのロケーション
3位・・・コストパフォーマンス
やはり、この上位3つのポイントは結婚式や披露宴の方向性で変わってくる重要な要素です。
決め手の1位が「会場の雰囲気や規模」ということは、お二人がイメージする結婚式はどれくらいの規模なのか、どのような雰囲気やスタイルのものを挙げたいのかなど、まず先におおよそを決めておかないと、結婚式場を決めにくい結果となります。
また、2位の「ロケーション」はゲストの構成によって重視する方が多いようです。
3位のコストパフォーマンスに関しては、衣装や演出、会場の料理やドリンクなどどれだけ理想の結婚式を挙げることに対して予算に近づけるかをみなさんポイントとしておいています。
式場の下見の件数はどのくらいか
これから結婚式を挙げるにあたり参考にしておきたい先輩花嫁の式場の下見件数の平均は3.6件。2~3件の下見が全体の4割を越えます。
ある程度イメージを持ちながら予算と予定している結婚式の形式などを照らし合わせ、数件の式場を比較、検討する方が多いようです。
この様に複数件で比較検討した方が違いがよくわかりますし、比較していく事でお二人の「これならこっちの方が・・・」「ここまで出すんだったら、あれもこだわりたい」が見つかりやすいと思いますよ。
先輩花嫁はどんな挙式会場を選んでいるのか
次に先輩花嫁達は、実際どんな挙式会場を選んでいるのでしょう。
雰囲気やロケーション、費用などから結婚式場を絞り込んでいくと同時に、その挙式会場のスタイルがどういうものであるかも重要なポイントです。
1位・・・ホテル
2位・・・専門式場
3位・・・ゲストハウス
4位・・・教会
5位・・・レストラン
このように全国の平均では、オールマイティーに対応できるホテルがやはり人気の様です。
近年急増しているゲストハウスも興味深いですね。小規模の結婚式を行う方はホテルまたはレストランを選ぶケースが多いです。
「1か所で挙式・披露宴までできること」が1から3位の共通点としてわかりますね。
ランキングには入っていませんが、ご家族や親族だけで神前式を行い、披露宴をホテルやレストランで行うケースは特に西日本で近年増えてきています。
式場選びの際にやってよかったこと
情報があふれている時代だからこそ、そこから自分に合ったものを選ぶのは案外難しいものです。ステキだからといってすべての会場を訪問するわけにもいかないため、事前準備はしっかりしておきたいですもんね。
実際先輩花嫁が「やってよかった」と感じたこととしては以下の様なものがあります。
- ネットで検索したり、情報誌で下調べする
- 効率良く見学できるように、スケジュール管理を徹底した
- デジカメやスマホで会場の写真を撮って比較、検討した
- ホテル、ゲストハウス、など複数の式のタイプを見学してメリットデメリットを把握した
全く知識がない状態は、基準点が定まらない為かえって迷いの元や、時間がかかって困惑の元にもなります。またお二人のスケジュール管理や式場との三者間のスケジュールを細かくたてることで、毎回の休みを全て準備に費やすのではなく、メリハリをつける為にもスケジュール管理も大切ですね。
先輩花嫁が教えるブライダルフェアでチェックすべきポイント
式場選びで先輩花嫁にチェックしておいた方が良いポイントを聞いてみました。
チェックすべきポイントとしては以下が主なチェックポイントでした。
- 自分たちの描く結婚式のイメージと、実際の式場イメージの差
- 理想の結婚式をする場合、予定していた予算とどれくらいの差が出るのか
- 料理のランク
- スタッフの対応
初めてな方が多いと思いますので、「予算と現実」「イメージの差」をブライダルフェアや下見でみなさんチェックしているようです。
式場選びの「もっとこうすればよかった」は?
一方、式場選びの際の後悔にはどんなものがあるのでしょうか。
先輩花嫁の後悔、反省点を元にこれから結婚式の準備を始める方は参考にしながら進めていきましょう。
①ダメもとでも会場の値下げ交渉をすればよかった
ダメもとでもチャレンジはすべきだと思います。会場の料金が下がらない代わりに「オプションを無料でプレゼントしてもらった」や「言うだけタダだし、とりあえず言ってみた」など遠慮してしまった先輩花嫁は「とりあえずダメもとでもチャレンジすればよかった」と少し後悔している方もいるようです。
まあ、言わなければ下がるものも下がらないので、後悔しないように「とりあえずチャレンジする」姿勢はもっておきましょう。
②結婚や結婚式の知識をもっと知っておくべきだった
結婚から挙式、披露宴までの期間や準備する事などを先に把握して計画的に準備した方が、断然スムーズです。
全体像を把握せずに準備を進めると「あれが終わったばかりなのにこれが出てきた」「二度手間になった」など非効率になりやすく、それでストレスを感じてしまうカップルも多いとのこと。
③式場の見学の服装を間違えた
先輩花嫁も式場探しの際に困った内容の1つ「服装」。全国のブライダルアンケートでは先輩花嫁の約半数が「迷った」と答えていますが、そのうち「服装を間違えた」というカップルもしばしば。
- キメ過ぎて浮いていた
- 彼氏がラフすぎて、ちょっと場違いに感じた
など極端なスタイルで気まずく感じたようです。
ブライダルフェアの際の服装とは
基本的に服装は「普段通りのデートの格好でOK」です。
よほどダメージの激しいジーンズにビーチサンダルのようなラフ過ぎるスタイルは避けておきましょう。
意外と歩き回ることが多いので、フラットなシューズなど歩きやすい靴を選んだ方がベストです。
まずはお2人が挙げたい結婚式のイメージから
先述したように、まずはお2人が挙げたい結婚式のイメージを膨らましてみましょう。
お2人の結婚のイメージを元に、希望と現実を近づけていくのもウェディングプランナーの仕事です。
「こんな感じでしたいね」
がだいたい決まったら、まずは一度相談に行くと効率的な場合も多くあります。
初めて足を運ぶ前は、ワクワク感と同じくらい、「どうやって式場を決めればよいのだろう」と不安な気持ちもあるかもしれません。
けれども、百聞は一見にしかずです。ご相談はご気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせください。