最終更新日 2024年4月26日
結婚式の最終見積もりで高くなったとお困りのあなたへ
結婚式をお考えのあなた。
ある式場で見積もりを出しておもらい、その後ことを進めて最終額を見て驚いたのではないでしょうか？
また、結婚式について調べたり既婚者の方に聞いてみると見積もりよりかなり高くなったという声をよく聞くと思います。
ここではその様な事が起こらないよう注意すべき項目を挙げて解説していきます。
これを読めば、見積りの見方や費用が上がるカラクリを知ることができ、結婚式を賢くお得に挙げられるようになるでしょう。
勘違いしがちな初回見積もり
では実際どうして結婚式の初回見積もりより大幅に費用が上がってしまうのでしょうか。
ブライダルフェアなどで出される初回の見積もりは「オプション無しの概算や低いランクのもので算出」している為です。
これには大きく2つの理由が浮かび上がります。
結婚式の初回見積もりより実際の費用が大幅に上がる2つの理由
結婚式の初回の見積よりも費用が大幅に上がってしまう一つ目の理由は、式場側が「最初から高い式場だと思われない為」です。
式場にとってあなたはお客様であると同時にビジネスの相手でもあります。
最初はどこの項目もスタンダード、もしくは最低ランクのもので見積もりを出すため、合計金額が低く格安に見えます。
しかし、実際そのランクのものを見ると「これならランクを上げないとチープすぎる」といった状況によく陥ります。
二つ目に、結婚式を挙げる予定のお二人の希望やイメージが定まっていない為です。
最初の段階では二人の希望（どれだけ豪華にやりたいか）がまだ固まっていないため、最低限の規模感での結婚式を行うのにあたって外せない項目だけをとりあえず見積り掲載しているという事ですので、必ずしもすべてに悪意があるわけではありませんのでお間違いなく。（汗）
また、担当するウェディングプランナーさんが良い方であれば、二つ目の理由についてはきちんと説明を加えたり、お二人の希望をくみ取ったうえでの見積もりを出されると思いますので、最終段階で「聞いてなかった」という様な事はないでしょう。
式場だけでなく、お二人にきちんと寄り添ってくれるウェディングプランナーさん選びも大切です。
では次に初回見積もりよりも上がる（高くなる）であろう項目についてピックアップします。
結婚式の初回見積もりより上がる（高くなる）項目
これまでいくつもの結婚式を手掛けてきましたが、初回の見積もりよりも高なりがちな項目をご紹介します。
結婚式のドリンク
初回の見積もりでは最も低いランクか中ランクの設定で見積もりされているケースが多いです。
低ランクのドリンクプランでは「ソフトドリンク」「ビール」のみが飲み放題。ワインやカクテルは除外されています。
極端に低いランクのプランではドリンクの選択肢が少ない為、ランクを上げているケースが多いでしょう。
結婚式の料理
ドリンクの時と同様、料理も初回の見積もりでは最も低いランクか中ランクの設定で見積もりされているケースが多いです。
低ランクの料理プランではメインディッシュが牛肉ではなく豚肉や鶏肉になっていたり、メニュー数が少なかったりしがちですので、ランクアップする方は多いと思います。
だからと言って、ランクを低いままにするのは結構厳しいのではないでしょうか？結婚式の料理をケチってしまうと全体的にチープになりがち。
ランクごとのメニューの詳細の確認はしっかりと行うように注意しましょう。
出来るだけ料理に関しては費用をケチらない方が良いですが、どうしても費用をもう少し下げたいのであれば、会場によってはアレンジできるところもありますので、中ランクに単品メニューを加えるなど調節するのも一つの手です。
相談の上調節していきましょう。
結婚式の子供の料理
ここはうっかり忘れてしまいがちな点ではないでしょうか。
初回の見積もりにゲストのお子様の料金も含まれているか確認しておきましょう。
何歳から何歳までが子供の料理提供なのか、また当日何名のお子さんが参列するかある程度想定しての見積もりを作成してもらうようにしましょう。
結婚式のケーキ
続いてはウェディングケーキ。
ポイントはどこまでオリジナリティーを出すデザインかで決まります。
式場によっては、あなたがご用意したスイーツでアレンジする事も可能な場所があります。（持ち込み）全て任せるのか、一部関わるのかで変動がある箇所です。
メインテーブル・ゲストテーブルの装花
高砂の飾りや、ゲストテーブルなど装飾の項目です。
初回見積もり時は低ランクのプランで算出されている場合が多いです。低ランクのプランですと、種類やボリュームの少なさで物足りなさを感じる事が多いですね。また、年中使える花かそうでないかで変動する事があります。
この項目もすべて式場側に任せるのか、あなた側で業者を手配し持ち込めるかで料金が差が出てきますし、こだわりを出したいならあなた側での手配の様がよりデザインに反映されて良いと思いますよ。
ブーケや贈呈の花束
こちらも先程のテーブルの装花と同様です。
ブーケに関しては新婦側の希望、イメージがあると思いますし、費用的にはそこまで大幅にコストがかかる項目ではありませんので、それほど敏感にならなくても良いかもしれません。
また、新郎新婦が披露宴の時に両親にサプライズで贈る花束。この花束に関しては必須項目ではない為、初回の見積もりには入っていない場合も多くあります。
ウェルカムボード
ウェルカムボードはオリジナリティーを出しやすい箇所です。手作りの場合と式場側に任せた場合とのコストの差は比較しておきたいところです。
また、何かと準備でお忙しいとは思いますので、「オリジナリティーを出すか」「時間・手間を省く為に会場側に任せるか」でも考慮したいところですね。
ウェディングドレスやカラードレス、小物、タキシードなどの衣装関係
結婚式の中でも特にコストがかかる項目ですね。この項目は新婦側が特にこだわり、好みが出てくるところ。かといって低ランクのプランだと気に入るデザインがないという方も多いです。
衣装には式場側からのレンタル、購入、オーダーの3パターンありますが大半の方がレンタルされる場合が多いですね。
また、コストを抑えるには「持ち込み」が最も効果的です。持ち込みとは式場側から手配するのではなく、あなた側が準備する事です。
式場によってはこの「持ち込み」がダメなところもあれば、持ち込み料を支払わなければならないケースもありますのでご注意と確認を早い段階で行っておきましょう。
他にも初回見積もりよりも上がる可能性が高い項目ありますが、これとは別に「コストを抑えやすい項目」についてみていきましょう。
工夫次第で結婚式費用を抑えられる項目
- 招待状・宛名などの招待状関係
- プロフィール表・席次表・座札・メニュー表などの表関係
- 演出関係
- 引き出物を入れる紙袋などの小物関係
- プチギフト関係
これらの項目は式場側にすべて任せる事が出来る場合がほとんどですが、お二人側で手配する事で意外と費用を抑える事が出来る項目です。
また、お二人側で手配する事でよりオリジナリティーを出せる箇所でもありますのでそれもまた魅力ですね。
まとめ
結婚式の初回見積もりから上がる（高くなる）費用項目、抑える事も出来る費用項目はご理解できましたか？
油断して大幅な請求額が来るのはせっかくのこれからの新婚生活に支障が出る場合もありますので、担当していただくプランナーにこまめに相談して途中見積もりなど出してもらうのも一つの解決策にもなりますね。
また、式場に任せるとお二人の手間が省けるというメリット、お二人で手配し式場に持ち込むと費用の調整とオリジナリティーがより高く出せるというそれぞれのメリットがありますのでお二人、プランナーとご相談の上計画的に進めていきましょうね。
P.S 弊社Miimsは別記事にて紹介したように、フリープランナーの為、固定の式場に所属しておりません。
もしあなたが「ここの式場で挙げたい」という希望がある際もご相談いただければ出来る限りコストを抑え、よりお二人のワガママがカタチに出来るようなプランニングを致します。
また、式場よりも「こんな結婚式を挙げたい」という様なお二人のオリジナリティー溢れる結婚式をご希望の方は特に弊社にご相談いただけますと、よりお二人のワガママをカタチに出来ると思いますのでご気軽にご相談ください。
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