最終更新日 2024年4月23日
夏に壱岐で結婚式の前撮り、そして今回は福岡の護国神社にて行う結婚式をコーディネートさせていただきました。
おかげさまで、壱岐で前撮りを行い、それから壱岐、福岡などで挙式を挙げられる際、Miimsをご利用頂けるお客様が増えてきました。ありがとうございます。
このお客様の前撮りの様子は下記関連記事にて紹介していますので、ご参考ください。
護国神社
都会にありながらたくさんの木々で囲まれ大自然にいるような空間と広い参道で行われる花嫁行列の美しさが魅力的な福岡の護国神社。
前撮りを行った壱岐では綺麗な浜辺でドレスを着用したため、今回とは全く逆のシチュエーション。
通常挙式でしか着用することがない白無垢に身をまとい、日本の伝統を感じさせる神前式を私たちMiimsが担当します。
壱岐で前撮りを行った際にすでに家族の方とお会いしたこともあり、お支度から終了まで終始和気あいあいとコーディネートさせていただきました。
ご家族の皆様仲が良く、温かい雰囲気に包まれながらのお式でした。
護国神社でのお仕度の様子
護国神社のお部屋を借りてお二人とお母様、妹様の着付けやヘアメイクなどをお支度をしました。
通常であれば紋付袴と白無垢にお着替えが終わったら、神前式のリハーサルに移りますが、ご家族の方も着物を着用していますので、普段より少し早めに仕上げ、撮影を少し追加しました。
紅差しの儀
紅差しの儀とは、 最後の花嫁支度としてお母様が花嫁様の口紅を塗ってあげることを指します。
最後の花嫁支度といえば教会式のベールダウンイメージされる方も多いとは思いますが、紅差しの儀は和装洋装共に行うことができる、花嫁様とお母様が共同で行う儀式の一つです。
紅差しの儀には、母親が娘に口紅を塗ることで幸せを願うという意味合いの他、無病息災や魔除けの意味があるとも言われています。
今回は花嫁様の可愛らしい顔立ちを活かして洋髪綿帽子を使用し、綿帽子の隙間から見えるお花がポイントです。
参進の儀
いわゆる「花嫁行列」を指します。
雅楽奏者による三管(笙と篳篥と龍笛)の演奏の厳かな雰囲気も神前式ならではの魅力です。
これまでにいくつもの結婚式のコーディネートを行ってきましたが、壱岐での前撮りや今回の護国神社の神前式を通じて、いつも以上に親近感が湧き、花嫁行列を見ていると感慨深く、ついたくさんの涙を流してしまいました。
神前式の魅力
神前式には日本の伝統や和装を楽しめるだけでなく、「誓詞奏上(せいしそうじょう)」と呼ばれる貴重な次儀式を体験できます。
この儀式では新郎が神前にて結婚の誓いを神様に述べるので、「新郎に活躍してもらいたい」と思う方や、「新郎の頼もしい姿を見たい!」というお二人にもオススメです。
また、神前式では両親や近しい親族、親しい友人等に囲まれ、比較的少人数で執り、両親は新郎新婦のすぐ後ろで二人を見守ってくれるため、厳粛な雰囲気の中にもアットホームな雰囲気が感じられることも魅力です。
神前式の基本的な流れ
神前式は以下の様な流れに沿って行います。
- 参進の儀
- 入場
- 修祓の儀(しゅばつのぎ)
- 祝詞奏上(のりとそうじょう)
- 三献の儀(さんこんのぎ)
- 神楽奉納(かぐらほうのう)
- 誓詞奏上(せいしそうじょう)
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
- 指輪の交換
- 親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)
- 斎主挨拶
- 退場
具体的な内容や意味に関しては、以前ご紹介した関連記事にてご参考ください。
神前式の後に参列者の皆様と撮影
最後はご親族様、ご参列者様と皆さんで撮影を行いました。終始笑顔の絶えない温かい神前式でした。
神前式は教会式とは異なり、ご家族や親族、仲の良いご友人など基本的に少人数で行います。
ご要望によって、そのまま会食会を開いたり、別会場にて披露宴を行うなど、お二人によって様々です。
普段着ることのない白無垢、紋付袴姿で貴重な体験ができる機会を得るだけでなく、神社という神聖かつ非日常的な空間で大切な1日を過ごすことが非常に魅力です。
あらためまして、ご結婚おめでとうございます。
お二人、お子様そして今回ご参加いただいた皆様がいつまでも幸せに過ごせますように。
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